面接のこつのコツ
ポイントは『明るく』『ハキハキ』『元気良く』プラス『笑顔』
とてもシンプルですが、苦手な方が多いのも事実。
緊張してしまうのは仕方がないことですが、終始うつむき加減とか、自信がなくボソボソ話すのはNGです。お腹に力をいれて、ゆっくりと大きめの声で話すように心がけましょう。
面接の基本のキホン
できれば座らずに立って待ちましょう
面接会場に案内された時には、できれば面接担当者が入室されて、挨拶をするまで立って待っていましょう。座って待つ場合であっても面接担当者が入室された時には、必ず立ち上がって、挨拶をしましょう。
名刺の受け取り方
座ったままではなく、立ち上がって両手で「頂戴いたします」と言ってから受け取りましょう。
名刺を受け取った後は、『直ぐにしまわずに、机の上に置いて』おきましょう。
置き方としては、自分の右斜め上が望ましいです。また、相手が複数いる場合は、顔と名前を覚えるためにも、座席の順に横または縦に並べておくのがよいです。
だらしなく見えないために
『イスは浅めに腰掛ける』『背筋は伸ばす』『下は向かない』。
この3つを守れば少なくとも「だらしがない」「陰気」といった印象はまぬがれると思います。
結論から先に言い、要点をまとめて話す
面接に際しては相手の目を見て話すのは当然ですが、相手の聞いていることにまずは答えるということに集中してください(ピントを外した答えをされているケースも結構ありますので)。
面接での質問に備える
質問の軸は『4つ』です
1.志望動機・意欲……なぜこの事務所なのか、この事務所に入りたいという熱意や意欲があるか
2.スキルの確認……職務遂行可能な能力、経験、実績及び資格のある人かということ
3.強みと弱み……能力面や性格面におけるアピールポイント、または課題と思っていること
4.人柄や価値観……その人の性格という側面だけではなく、働く目的、趣味、キャリアプラン等
弁護士になろうとした動機・きっかけ
いつ頃から弁護士になろうと思ったのか。また、なぜ弁護士なのか。
志望動機
事務所のどんなところに魅力や共感を感じているか。事務所のなかでどのような役割を果たしていきたいか。
履歴書・職務経歴書に関しての質問
作成した学歴・職歴について説明を求められたり、より詳しく質問をされたりすることを想定して準備をしてください。
学生時代に夢中になったこと・趣味・特技
面白いエピソードや、なぜ好きなのかあるいは、夢中になったのか。
自己PR
長所・短所、友達からの評価。
どんな弁護士になりたいか
より具体的に、なぜそうなりたいのか。
将来どんな目標を持っているか(具体的に)
「将来の目標や1年後どうしていたいか」を具体的に話せるようにしっかりとまとめておいてください。
自分のなかでのキャリアプランについて自信をもって話せるといいですね。
特に独立に対する考え方(独立を目指しているのか、何年先ぐらいに独立したいと思っているのかなど)は、聞かれることが多いと思います。
事務所への質問を準備する
当日は先方から「何か質問がありますか」あるいは「聞きたいこと・知りたいことはありますか」といった具合に先方のアピールタイムがあります。
このときに、『特に何もありません』ということがないように、積極的に質問をしてください。
紹介会社から既に伝えられていることでも、確認の意味を含めて質問していただいて構いません。どうしても緊張して、質問項目を忘れてしまいそうならば、『メモ書きをしておく』でも大丈夫です。
質問する項目は、できるだけたくさん準備しておいたほうがよいと思います。
働くとしたら、どんなことを気にするか。
あるいは、事前に知っておきたいかをイメージして準備してください。
それは、待遇のこと、事務所の雰囲気のこと、全国展開のこと、あるいは所長のこと、将来のキャリアプランのことかもしれませんね。